そのほか選書

憲法を知ると世の中の見方が変わる

知らないでは済まされない憲法の内容や成り立ち 国の基本を定めたルール 憲法は、国の基本を定めたルールです。法律とは違います。どこが違うのか。法律は国民が守るべきルール。しかし、憲法は国の仕事をする人が守るべきルールです。 国の権力は、日本では…

『思考の整理学』 外山滋比古

200万部を超える大ベストセラー 本書『思考の整理学』は200万部を超える大ベストセラー。1983年に出版された同書は累計で218万部を超え、出版不況のさなか驚異的な売り上げです。しかし、発行当初から注目されていたわけではなく、あることがきっかけで部数…

『蟹工船』 小林多喜二

あらすじ 海軍の保護のもと、オホーツク海のロシア領海で密漁する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。” 国策 ” の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキに踏み切るが、船を所有する会社は海軍の力を借りてこれ…

人生うまくいかない時は 美輪明宏

NHK『あさイチ』へゲスト出演した美輪明宏。視聴者から寄せられた相談への回答が、素晴らしいと話題になったことがあります。 相談は、「人生うまくいかないなと思った時、どう切り換えればいいですか。悪いことしか思い浮かんでこなくなります。」というも…

『いしぶみ 』 広島ニ中一年生 全滅の記録

The City of Hiroshima 碑に刻まれた旧制・広島二中の一年生321人幼くしてこの世を去った彼らが最期に残した言葉とは、何だったのだろう 彼らの未来を一瞬にして奪った原子爆弾 昭和20年8月6日は、朝から暑い夏の日でした。この日、広島二中の一年生は、建物…

『キュリー夫人』 ラジウムを発見した女性科学者

Wikipedia引用 マリア・スクウォドフスカ=キュリー (1867-1934) 現在のポーランド出身の物理学者・化学者で、フランス語名はマリ・キュリー。キュリー夫人の名で有名ですね。放射線の研究で、1903年にノーベル物理学賞、1911年にはノーベル化学賞を受賞。今…

幕末の思想 「水戸学」

幕末の思想は尊王攘夷を基本に民衆が近代の扉を開いた ペリー来航にはじまる 幕末という独自の時代の空気の中で登場し、育まれていった一群の思想が存在しました。そんな幕末の思想は、ペリー来航に始まったといってもいい。幕府はペリーの威圧に屈して翌年…

『はやぶさ、そうまでして君は』 日本の宇宙開発

KAGAYAギャラリー提供画像 日本の宇宙開発の歴史を変えた前人未到のプロジェクトその全容がここに 小惑星探査機「はやぶさ」 どうして君は、それほどまで、我々の指示に応えてくれるのか?地球に向かう軌道の精確さ、大気圏再突入の精確さを追求することは、…

『慶應幼稚舎』 福澤諭吉の教育思想

「独立自尊」という理念個人が平等であることを担保とするためには、一人ひとりが独立していなければならない。個人の独立があってはじめて国が独立できる。 実は「体育会系」 慶應幼稚舎と聞くと、セレブな家庭の子どもが通う学校、親は大企業の社長や老舗…

「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか

自分の最期は自分で決める胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか? 「尊厳死」と「安楽死」 平穏死、自然死、尊厳死は、ほぼ同義語と考えていい。「平穏死」は、老衰や認知症の終末期、あるいは末期がんや臓器不全によるもの。「自然死」は文字通り、自…

「土用の丑の日」と万葉集 起源は1200年前

夏バテに鰻を食べる、は1200年前から 「土用の丑の日に鰻を食べる」が習慣になったのは、江戸時代に平賀源内がひろめたとして知られています。しかし、源内はゆえなく夏にうなぎを食べようと言い出したわけではありません。もともと「夏バテには鰻でスタミナ…

『未来の年表』 人口減少日本でこれから起きること

人口減少の日本でこれから起きること 少子化は国家を根底から揺るがす「静かなる有事」 日本の喫緊の課題を改めて整理するなら4点に分けられると。1つは、言うまでもなく出生数の減少。2つ目は高齢者の激増。3つ目は勤労世代(20〜64歳)の激減に伴う社…

本を読むときに無意識にしていること

普段、本を読むときに特別に心がけていることなど、あまりないのですが、なにか無意識にいろいろなことをしているようです。以下に思いついたことを箇条書きにしてみました。 ① わからない漢字や用語はその場で調べる 本を読んでいて、読めない漢字や忘れて…

『ふたつめのボールのようなことば。』 糸井重里

糸井重里詩的で、哲学的でわかりやすいことば ひとりでもやる 「ひとりでもやる」って開き直ると、別のひとりが集まってくる カッパは待っている じぶんがカッパだとしたらさ川のほとりにしゃがみこんで、なにを待つと思う?カッパだよじぶん以外のカッパを…

日本人なら知っておきたい「古事記と神宮」

格式の高い神社を「神宮」大きな神社を「大社」という 古事記と神宮について 古事記には、神社の由来、たくさんの神様や天皇のことが出てきます。また、桃太郎や一寸法師、浦島太郎、因幡の白兎などの元の話も出てきます。さらに国の成り立ち、祝祭日の起源…

『ボールのようなことば。』 糸井重里 

糸井重里の詩的で、哲学的でユニークなことばです ちょっとださい 「かっこいい」ことのなかには微量の悲しさが含まれているような気がします逆に「ちょっとださい」ということのほうに調和的な、満ち足りた美しさがあるんじゃないか 誰かに伝わる じぶんが…

「罪のない者だけが石を投げよ」 ヨハネによる福音書

あなたたちの中で罪を犯したことのない者がこの女に、まず石を投げなさい 「姦通の女」ヨハネによる福音書第8章3〜11節 聖書の中に、姦通罪で捕らえられた女性をめぐって、主イエスと律法学者たちが対決する場面があります。旧約の律法では、姦通罪は石打ち…

「髪切った?」は、魔法の言葉

「髪切った?」には意味がある いい空気を一瞬でつくる 2013年に発売された『タモリ論』(新潮社)に、タレントのタモリさんが「髪切った?」と聞くのは話すことがないからとあります。でもそこに意味があるという。実はこの言葉には「いい空気をつくる」チ…

文学は必ずしも必要ではない?

いまさらですが文学は人生において必要なものなのでしょうか? 文学は、はたして人生に必要なものなのでしょうか。そのことを検索してみたら、こんな素敵な答えを見つけました。以下に紹介します。 文学は必ずしも必要ではない? いまは亡き、京都大学文学部…

芥川賞と直木賞の違い

対象となる作品が違います 芥川賞 各新聞や同人誌を含む雑誌に発表された純文学短編作品中、最も優秀なものに呈する賞。ちなみに純文学とは、大衆文学や小説一般に対して、商業性よりも「芸術性」「形式」に重きを置いていると見られる小説を総称する、日本…

年収と読書量は正比例する

「年収と読書量は正比例する」が示唆するもの 時代が大きく変化するいま、どうしたら困窮から抜け出せるのか、あるいはどうしたら人生をより豊かなものにできるのか。「年収と読書量は正比例する」は、その状況を打破するうえで、とても示唆に富んでいるとい…

『接待の一流』 田崎真也 おもてなしは技術です

いい店を頼むよ ...この店僕も初めてなのでなんでこんな店を予約したんだあの店にいけば安心して任せられるこの料理でいいこちらの方、ワインに詳しいので選んでもらって こんな発言は「もてなしベタ」 接待の席で、こんな発言をしたことのある人は、立派な…

『沈黙の春』 レイチェル・カーソン 池上彰厳選の1冊 

私たちはだまされているのだその行く先は禍いであり破滅だ 世界史に大きな影響を与えた1冊 池上彰が厳選した「世界を変えた10冊の本」から、環境問題の古典的名著でもある、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を取り上げました。 私たち人間の思い上がりが…

『阿弥陀堂だより』 南木佳士

そう、こういう小説を読みたかったんです 普段、この手の小説はあまり手に取らないのですが、読メで取り上げられていたので軽い気持ちで読んでみました。しかし、これが予想外に素晴らしく、久しぶりに良い作品に出会えました。お医者さんが書いた小説です。…

「時々、神様に出会った」 ビンボー魂 風間トオル

貧乏だから辛いのではなく空腹だから辛いのです 風間トオル 1962年神奈川県生まれ。東京デザイン専門学校卒業。メンズノンノ、メンズクラブ等のモデルを経て、俳優へ。映画『わが愛の譜 滝廉太郎物語』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞。 母が出て行き…

『人間万事塞翁が丙午』 青島幸男 

人間万事塞翁が丙午 (新潮文庫) 作者: 青島幸男 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1984/08 メディア: 文庫 クリック: 6回 この商品を含むブログ (2件) を見る 青島幸男の直木賞受賞作品 「人間万事塞翁が丙午」は青島幸男の小説で、著者の母をモデルとしてい…

生は偶然、死は必然 

死は、生命の最高の発明スティーブ・ジョブズ 誰も死にたくない天国に行きたいと思っている人間でさえ死んでそこにたどり着きたいとは思わないでしょう 死は我々全員の行き先です死から逃れた人間は一人もいないそれは、あるべき姿なのです 死はたぶん、生命…

親孝行とは「演技」することです

みうらじゅん語録 親孝行とは「演技」することです形から入れば、心は後からついてきます 辛いこと嫌なこと全てに”ブーム” と ”プレイ” という言葉をつけてみる親孝行プレイ、残業プレイ甘いもの断ちブーム ... 第二次世界大戦っていうネーミングも第一次、…

「お金の使いかた」 

お金は稼ぎ方より、使い方 毎月のお小遣いを何に使っていますか。家賃などの固定費は除いて最も多くお金を使っているモノは何でしょうか。洋服代でしょうか、食事でしょうか、何かのコレクション代でしょうか、大切なのは使い方です。 普段「何にお金を使っ…

「暮らしの手帖」とわたし

【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本) 作者: 大橋鎭子 出版社/メーカー: 暮しの手帖社 発売日: 2016/03/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 雑誌「暮らしの…