そのほか選書

「土用の丑の日」と万葉集 起源は1200年前

夏バテに鰻を食べる、は1200年前から 「土用の丑の日に鰻を食べる」が習慣になったのは、江戸時代に平賀源内がひろめたとして知られています。しかし、源内はゆえなく夏にうなぎを食べようと言い出したわけではありません。もともと「夏バテには鰻でスタミナ…

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

人口減少の日本でこれから起きること 少子化は国家を根底から揺るがす「静かなる有事」 日本の喫緊の課題を改めて整理するなら4点に分けられると。1つは、言うまでもなく出生数の減少。2つ目は高齢者の激増。3つ目は勤労世代(20〜64歳)の激減に伴う社…

本を読むときに無意識にしていること

普段、本を読むときに特別に心がけていることなど、あまりないのですが、なにか無意識にいろいろなことをしているようです。以下に思いついたことを箇条書きにしてみました。 ① わからない漢字や用語はその場で調べる 本を読んでいて、読めない漢字や忘れて…

ふたつめのボールのようなことば。 糸井重里

糸井重里詩的で、哲学的でわかりやすいことば ひとりでもやる 「ひとりでもやる」って開き直ると、別のひとりが集まってくる カッパは待っている じぶんがカッパだとしたらさ川のほとりにしゃがみこんで、なにを待つと思う?カッパだよじぶん以外のカッパを…

日本人なら知っておきたい「古事記と神宮」

格式の高い神社を「神宮」大きな神社を「大社」という 古事記と神宮について 全国に約8万社もある神社の中でも、格式の高い神社を「神宮」といいます。現在、神宮は24ヵ所あり、古事記に登場した神などが祀られています。 ① 伊勢神宮(三重)一般的には、伊…

ボールのようなことば。 糸井重里 

糸井重里の詩的で、哲学的でユニークなことばです ちょっとださい 「かっこいい」ことのなかには微量の悲しさが含まれているような気がします逆に「ちょっとださい」ということのほうに調和的な、満ち足りた美しさがあるんじゃないか 誰かに伝わる じぶんが…

罪のない者だけが石を投げよ ヨハネによる福音書

あなたたちの中で罪を犯したことのない者がこの女に、まず石を投げなさい 「姦通の女」ヨハネによる福音書第8章3〜11節 聖書の中に、姦通罪で捕らえられた女性をめぐって、主イエスと律法学者たちが対決する場面があります。旧約の律法では、姦通罪は石打ち…

「髪切った?」は、魔法の言葉

「髪切った?」には意味がある いい空気を一瞬でつくる 2013年に発売された『タモリ論』(新潮社)に、タレントのタモリさんが「髪切った?」と聞くのは話すことがないからとあります。でもそこに意味があるという。実はこの言葉には「いい空気をつくる」チ…

文学は必ずしも必要ではない?

いまさらですが文学は人生において必要なものなのでしょうか? 文学は、はたして人生に必要なものなのでしょうか。そのことを検索してみたら、こんな素敵な答えを見つけました。以下に紹介します。 文学は必ずしも必要ではない? いまは亡き、京都大学文学部…

芥川賞と直木賞の違い

対象となる作品が違います 芥川賞各新聞や同人誌を含む雑誌に発表された純文学短編作品中、最も優秀なものに呈する賞。ちなみに純文学とは、大衆文学や小説一般に対して、商業性よりも「芸術性」「形式」に重きを置いていると見られる小説を総称する、日本文…

年収と読書量は正比例する

「年収と読書量は正比例する」が示唆するもの 時代が大きく変化するいま、どうしたら困窮から抜け出せるのか、あるいはどうしたら人生をより豊かなものにできるのか。「年収と読書量は正比例する」は、その状況を打破するうえで、とても示唆に富んでいるとい…

接待の一流 田崎真也 おもてなしは技術です

いい店を頼むよ ...この店僕も初めてなのでなんでこんな店を予約したんだあの店にいけば安心して任せられるこの料理でいいこちらの方、ワインに詳しいので選んでもらって こんな発言は「もてなしベタ」 接待の席で、こんな発言をしたことのある人は、立派な…

沈黙の春 レイチェル・カーソン 池上彰厳選の1冊 

私たちはだまされているのだその行く先は禍いであり破滅だ 世界史に大きな影響を与えた1冊 池上彰が厳選した「世界を変えた10冊の本」から、環境問題の古典的名著でもある、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を取り上げました。私たち人間の思い上がりが…

阿弥陀堂だより 南木佳士

そう、こういう小説を読みたかったんです 普段、この手の小説はあまり手に取らないのですが、読メで取り上げられていたので軽い気持ちで読んでみました。しかし、これが予想外に素晴らしく、久しぶりに良い作品に出会えました。お医者さんが書いた小説です。…

ビンボー魂 風間トオル 時々、神様に出会った 

貧乏だから辛いのではなく空腹だから辛いのです 風間トオル 1962年神奈川県生まれ。東京デザイン専門学校卒業。メンズノンノ、メンズクラブ等のモデルを経て、俳優へ。映画『わが愛の譜 滝廉太郎物語』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞。 5歳のときに…

人間万事塞翁が丙午 青島幸男 

人間万事塞翁が丙午 (新潮文庫) 作者: 青島幸男 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1984/08 メディア: 文庫 クリック: 6回 この商品を含むブログ (2件) を見る 青島幸男の直木賞受賞作品 「人間万事塞翁が丙午」は青島幸男の小説で、著者の母をモデルとしてい…

生は偶然、死は必然 

死は、生命の最高の発明スティーブ・ジョブズ 誰も死にたくない天国に行きたいと思っている人間でさえ死んでそこにたどり着きたいとは思わないでしょう 死は我々全員の行き先です死から逃れた人間は一人もいないそれは、あるべき姿なのです 死はたぶん、生命…

親孝行とは「演技」することです

みうらじゅん語録 親孝行とは「演技」することです形から入れば、心は後からついてきます 辛いこと嫌なこと全てに”ブーム” と ”プレイ” という言葉をつけてみる親孝行プレイ、残業プレイ甘いもの断ちブーム ... 第二次世界大戦っていうネーミングも第一次、…

お金の使いかた

お金は稼ぎ方より、使い方 毎月のお小遣いを何に使っていますか。家賃などの固定費は除いて最も多くお金を使っているモノは何でしょうか。洋服代でしょうか、食事でしょうか、何かのコレクション代でしょうか、大切なのは使い方です。 普段「何にお金を使っ…

「暮らしの手帖」とわたし

【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本) 作者: 大橋鎭子 出版社/メーカー: 暮しの手帖社 発売日: 2016/03/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 雑誌「暮らしの…

バカの壁 養老孟司

バカの壁 (新潮新書) 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/10 メディア: 新書 購入: 13人 クリック: 371回 この商品を含むブログ (589件) を見る イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じない…

2冊のボールのようなことば。 糸井重里

糸井重里の詩的で、哲学的でユニークなことばです 「若い世代に、糸井重里のことばを届けたい」。そんな動機から編まれた、糸井重里のことばの結晶。過去に彼が書いた膨大な原稿のなかから、行く道を明快に照らす、短いことばを厳選。すべての成長する人に贈…

九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 

めでたく御大増刷御年 九十二歳、もはや満身創痍ヘトヘトでしぼり出した怒りの書「卒寿? ナニがめでてぇ!」人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが九十歳を過ぎてよくわかりました グチャグチャ飯 今年の六月、ハナが死んだハナは十四…

東大教授が教える独学勉強法

東大教授が教える独学勉強法 作者: 柳川範之 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2014/07/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 高校へ行かず、通信制大学から東大教授になった、自らの体験に基づく、いま本当に必要な学び方。学者・研究者…

歎異抄 

新版 歎異抄―現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 作者: 千葉乗隆 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2001/07 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (9件) を見る 善人なほもつて往生をとぐいはんや悪人をやしかるを世のひとつねにい…

医者に殺されない47の心得

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 作者: 近藤誠 出版社/メーカー: アスコム 発売日: 2012/12/13 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (30件) を見る 〈注意〉 本書は2013年のベストセラー。…

植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」

植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」 (小学館文庫) 作者: 戸井十月 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2010/03/05 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (3件) を見る 大正15年(1926年)12月25日、植木等は名古屋の病院…

タクアンの丸かじり 東海林さだお 

タクアンの丸かじり (文春文庫) 作者: 東海林さだお 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 毎日新聞朝刊に連載の4コマ漫画「アサッテ君」でお馴染みの東海林さだおさん。連載は2014…

職業は武装解除 瀬谷ルミ子

職業は武装解除 (朝日文庫) 作者: 瀬谷ルミ子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/05/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 私は三十四歳、職業は武装解除です「壊れた社会」を立て直す、それが私の仕事 なんとも勇ましいが、瀬谷…

日本人に「宗教」は要らない

日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書) 作者: ネルケ無方 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2014/02/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る ・日本人は決して無宗教ではない・ひと粒の米も残さず食べる精神性・親鸞聖人の「悪人正…

科学革命の構造 パラダイム

コペルニクスの時代を丹念に研究 20世紀を代表するアメリカの科学史家、トーマス・クーンはコペルニクスの時代を丹念に研究した結果、驚くべき結論にたどり着きました。コペルニクスの地動説は、彼の死後1世紀あまり、ほとんど賛同者を得られなかった。ニュ…

ソクラテスの弁明・クリトン

生涯一度も本を書いていない哲学者 ソクラテス(紀元前469年頃~399年)は対話を重んじ、生涯に一度も本を書いていないんです。釈迦や孔子と同じですね。でもソクラテスの思想には弟子のプラトンやアリストテレスを通じて間接的に触れることができます。 「…

ミライの授業 瀧本哲史 

14歳のきみたちへ 紀伊國屋書店で何気なく手にした一冊が、なかなか良い内容だったので紹介します。14歳のきみたちへ、とあるように本書は中学生に向けた「新しい時代を生き抜くための考え方」について、実際の特別授業の模様を書籍化されたものです。どうし…

大平正芳が残した言葉

在素知贅 元首相の大平正芳さんが残した印象的な言葉があります。それが、在素知贅(ざいそちぜい)。生活は質素だけど、知力は贅沢でいたいとか、暮らしは質素でも思想は高くという意味でしょうか。 大平さんは、敬虔なクリスチャンであり読書家で、かつ中…

もしも利休があなたを招いたら 千 宗屋 

「一畳」という身体感覚 茶室における畳は「ものさし」として機能します。流儀によっても違いますが、お茶では畳一畳を六歩で歩くと教わります。これはふつうよりもやや小さな歩幅で、すり足気味に歩くのに適した歩数といえます。一間という単位は畳の長いほ…

新・観光立国論

観光大国としての日本 外国人観光客、1300万人突破。これは日本ほどの国としては驚くほど少ない数と言わざるをえない。日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではない。それを成し遂げれば観光…

ゲゲゲのゲーテ 水木しげる

ゲーテとの出会い 水木しげるとゲーテとの出会いは、第二次世界大戦が勃発した翌年の1940年にさかのぼる。この年、水木は18歳で、ゲーテに限らず、聖書やニーチェ、ショーペンハウエル、カントなどもむさぼるように読んだという。 それは、いつか召集され、…

99%の会社はいらない 堀江貴文

99%の会社はいらない (ベスト新書) 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2016/07/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?第2章 仕事のない時代がやってくる第3章 だから「遊び」を…

人生に意味なんてない? 嫌われる勇気

人生に意味なんてない? 人の人生に意味はあるのか? その答えは「一般的な人生の意味はない」というもの。たとえば戦禍に巻き込まれて命を落とした子どもたちを前に「人生の意味」など語れるはずもない。つまり、人生には一般論として語れるような意味は存…