ボールのようなことば。 糸井重里

 

ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

 


「若い世代に、糸井重里のことばを届けたい」。そんな動機から編まれた、糸井重里のことばの結晶。過去に彼が書いた膨大な原稿のなかから、行く道を明快に照らす、短いことばを厳選。すべての成長する人に贈る、誌的で、哲学的で、ユニークな、わかりやすい道しるべ。

 

「無名」の時間に学んだことというのが
おそらく、その人の根っこを
つくるのだと思います
「無名」はいずれ「有名」に
変わるかもしれないけれど
「無名」それ自体で
大きな「宝もの」なんです

 

わからなくなったら、口角をあげろ

 

こっち側を疑う、あっち側を想像する
そうありたいです

 

強い人というのは、ただ単純に
力をたくさん持っている人というだけでなく
じぶんの力をよく知っている人だという
気がします

 

「自分たちはいいことしてる」と思っていると
絶対にろくなことはありません
「いいことをしていない人」に
強く働きかけようとしたり
いいことをしているのだから、と
図々しく声高になったりしやすくなります

 

旅って、たくさんの天井を見ることさ

 

風呂につかって考えた
世界なんて、ころころ変わる
おれの機嫌しだいでね

 

なにかを一生の仕事にしていくと決意したら
自分を、そのなにかの「中毒」になるように
仕向けていくんです

 

誰かに「ちゃんとめしは食ってるかい」と
言われたらもしかすると
どんな助言よりも心に届くかもしれない