きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

サンクトペテルブルク地下鉄爆発について

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先日のサンクトペテルブルクの地下鉄爆発について、Facebookでの投稿記事が目に止まったので、シェア(転載)させていただきます。以下にその全文です。

 

去年、モスクワの人がちょっとだけホームステイしにきた事もあり、様子を聞いてみたところ、意外な話が飛び出した。4月3日、メトロが全面閉鎖で大混乱になるなか、周囲の支援が自然発生的に動き出したと語る。

- UberとYandex taxi(Yandexはロシア版、Yahoo/Googleみたいな会社)がメトロの代わりに無償で人を輸送し始める
- ガソリンスタンドも無償で応援
- レストラン、フードショップが無償で提供
- 街の人もこぞって帰宅困難者を支援

といった状態になり、ロシア随一の文化都市サンクトベルクの実力を発揮したとか。しかし、モスクワだったらそうはならないと。出稼ぎ労働者だらけで帰属意識低そうだし、巨大だし、なんか殺伐としてるし、確かにそうかも。

写真はエルミタージュの広場。学生さんとインテリの街のサンクトは人の距離感が程よく知的な感じの人の多い、運河が多く景色が綺麗な本当に居心地の良い街だった。 まったく、ひどい事する人がいたもんだ。

パリのテロでも現地の人が取材で言ってたけど、こう言う時こそ友愛に気を向けて怒りに飲まれてテロリストの思惑に乗らないようにしないとね、と思った次第。

それと常々感じていたロシア人の国民性。 なんと言うか大事となれば騒がず、腹を決めてそれぞれ黙々とやるべきことをする印象が今回も裏付けられたな、って感じ。ウクライナの政治家も言ってたけど、ロシアと戦争したらアカン、と言うのは本当なんでしょう。