きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本哲学の歴史 「神道」

日本固有の民族宗教「神道」には教義も経典もない神秘的な思想 鷹揚さと柔軟性を備えた神秘的な思想 日本固有の民族宗教である神道は、外国人の目にはもっとも神秘的な思想に映るようです。なにしろ西洋の諸宗教とは異なり、教義も経典もないのですから。 こ…

地政学から見た「ロシア」 続くイギリスとの攻防

世界最大の面積を誇る大国その領土は大半が冷帯と寒帯そしていまも続くイギリスとの陣取り合戦 最強最大のランドパワー国家 20世紀初頭まではロシア帝国、ロシア革命でソヴィエト連邦となり、冷戦終結後はロシア連邦となっているこの国は、ソ連崩壊時にかな…

グアテマラ共和国での「フェアトレード学」

フェアトレードのアイテムはアクセサリー 手首を露出する機会の増える夏のファッションスタイルにおいて、存在感を増すアイテムといえばブレスレット。数あるブランドの中でも高い人気を誇る「WAKAMI(ワカミ)」。 そのアクセサリーをグアテマラ共和国で「…

『働かないアリに意義がある』 ムシから生き方を教わる

働かないひとを「余力」と考えてみる実はこれが重要なのかもしれない 働かないアリに意義がある (中経の文庫) 作者: 長谷川英祐 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版 発売日: 2016/07/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 働かないアリがい…

社会主義と共産主義の違い

社会主義とは「現実にある制度」 共産主義とは「将来の理想の社会」 池上彰のやさしい経済学―1 しくみがわかる 作者: 池上彰,テレビ東京報道局 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2012/03/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリッ…

『資本論』 マルクスを支えた親友エンゲルス

資本主義をひっくり返そう共産主義の世界をつくり出すべき 映画『マルクス・エンゲルス』4月28日公開 資本主義経済はうまくいくのだろうか 近代経済学の父と言われたアダム・スミスは、市場=マーケットが需要と供給によって値段を決める、余計なことをしな…

ロビンソンと震災と文学

震災の日に誕生したスピッツの「ロビンソン」プロデューサーが語る秘話 結成当時はセールスに恵まれず 結成30周年を迎えたスピッツ。これまで数々のヒット曲を世に送り出してきたが、1991年にメジャーデビューした当時はセールスに恵まれず、低迷が続いた。 …

『読書について』 文芸批評の神様 小林秀雄 

全集を読むのが一番手っ取り早いしかも確実な方法だ 小林秀雄(こばやしひでお) 1902年(明治35年)東京出身。文芸評論家、編集者、作家。文芸批評の開拓者と呼ばれる。批評を創造的に高めた活動は、批評を一文学として確立する。東京大学文学部仏文科卒。…