きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

宗教

元米大統領の告発 『裏切られた自由』

思わず声を失う ... 太平洋戦争はアメリカ側が、仕掛けた戦争日本がその謀略にまんまとはまった 真珠湾を攻撃してくれてチャーチルもルーズベルトも大喜び 原爆という全く新しい兵器ができそれを世界に誇示するために使ってみたかった *以下長文です(本1…

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

パスポートを持っているアメリカ人は国民の2割にすぎない他の8割は外国に関心がない アメリカの地図を見てニューヨーク州の場所を示せない者が5割もいたのだ アメリカのTV番組のインタビュー たとえば、北京オリンピックの最中にはこんな感じ 「今、オリ…

ユダヤ人の迫害理由とキリスト教の誕生

ユダヤ人はなぜヨーロッパで迫害されたのか イエスはなぜ磔の刑に処されたのか ユダヤ人はなぜ迫害されたのか ユダヤ教から分かれたキリスト教とイスラム教 ヨーロッパの問題を理解するには、キリスト教の基本的な考え方を理解しておく必要がある。キリスト…

なぜ約30年ごと? 次世代の新しい聖書

変わらない言葉を変わりゆく世界に 31年ぶり、ゼロから翻訳した新しい聖書 翻訳聖書も絶えず深化し発展 約30年ごとに出版される新しい翻訳「聖書 聖書協会共同訳」が2018年12月に発売された。聖書とは、神が人間一人一人へ語りかけている言葉。現代を生きる…

「真理はあなたを自由にする」 ヨハネ福音書

「リベラルアーツは人を自由にする」は、「真理はあなたを自由にする」から来ている 国立国会図書館 物事の本質を見抜く目 激変の時代、先が見えにくい時代においては座標軸が不可欠だ。その軸を与えてくれるものがリベラルアーツになる。また、物事の本質を…

小学生にもわかる 旧約聖書「原罪」

禁断の果実を食べたアダムとイブの罪この人類最初の罪を「原罪」と呼ぶ ルーカス・クラナッハ(父)「アダムとイヴ」1526年 コートルード美術研究所(ロンドン) 禁断の果実 エデンの園に置かれたアダムは、神から園を自由に歩きまわって、管理する仕事を与…

『比較文化論の試み』 山本七平

西欧と日本を対等に対比した両者の比較文化論を試みる 比較文化論の試み (講談社学術文庫) 作者: 山本七平 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1976/06/07 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 96回 この商品を含むブログ (17件) を見る 山本七平(やまもとし…

日本哲学の歴史 「神道」

日本固有の民族宗教「神道」には教義も経典もない神秘的な思想 鷹揚さと柔軟性を備えた神秘的な思想 日本固有の民族宗教である神道は、外国人の目にはもっとも神秘的な思想に映るようです。なにしろ西洋の諸宗教とは異なり、教義も経典もないのですから。 こ…

「罪のない者だけが石を投げよ」 ヨハネによる福音書

あなたたちの中で罪を犯したことのない者がこの女に、まず石を投げなさい 「姦通の女」ヨハネによる福音書第8章3〜11節 聖書の中に、姦通罪で捕らえられた女性をめぐって、主イエスと律法学者たちが対決する場面があります。旧約の律法では、姦通罪は石打ち…

ガガーリンと神と宇宙飛行犬ライカ

まだ地球に帰還する技術がなかった? 「地球は青かった」は日本だけ?天に神はいたのか? 1959年のルーマニアの切手宇宙船スプートニク2号で飛び立った史上初の宇宙飛行犬ライカ 宇宙飛行犬ライカ 1957年11月、ライカという名前の宇宙飛行士ならぬ宇宙飛行…

『旧約聖書』 罪と罰

罪と罰 突然ですが、聖書は新約聖書と旧約聖書のどちらが面白いのでしょうか? どちらも読むのに時間が相当かかるし、簡単ではありません。ここではまず重いテーマですが、人類誕生からの永遠の課題である「罪と罰」について流れを掴んでポイントを押さえて…

生は偶然、死は必然 

死は、生命の最高の発明スティーブ・ジョブズ 誰も死にたくない天国に行きたいと思っている人間でさえ死んでそこにたどり着きたいとは思わないでしょう 死は我々全員の行き先です死から逃れた人間は一人もいないそれは、あるべき姿なのです 死はたぶん、生命…

『沈黙』 遠藤周作

沈黙 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/10/19 メディア: 文庫 購入: 26人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (268件) を見る あらすじ 島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制のあくまで厳しい日本に潜入した…

日本人に「宗教」は要らない

日本人に「宗教」は要らない (ベスト新書) 作者: ネルケ無方 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2014/02/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る ひと粒の米も残さず食べる精神性 ドイツ人住職から見た「日本人の宗教観」 曹洞宗の開祖…