きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

漢字の少ない文章のほうが読みやすい

ひらがなを多くすると格段に読みやすい文章になる ひらがなが多い文章は早く読める 漢字の多い文章は単に読みずらいだけでなく、堅苦しさや仰々しさが感じられる。逆に、ひらがなの多い文章は読みやすく、そして早く読むことができる。これは読み手への気づ…

河合隼雄 『こころの処方箋』

人間関係のしがらみに泣きたくなったとき助けになってくれる一冊 こころの処方箋 (新潮文庫) 作者: 河合隼雄 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1998/05/28 メディア: 文庫 購入: 34人 クリック: 301回 この商品を含むブログ (166件) を見る 河合隼雄(かわい…

『知の越境法』 池上 彰

すぐ役立つものは、すぐに陳腐化する「役に立つこと」は教えない 知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書) 作者: 池上彰 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/06/13 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る Wikipedia Liberal Arts 自由七科…

川端康成 『掌の小説』

この掌編小説122編に川端康成という作家のあらゆる要素がふくまれている 掌の小説 (新潮文庫) 作者: 川端康成 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1971/03/17 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (83件) を見る 「掌」という漢字の…

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界

歴史の中のショーメ Chaumet Throughout History CHAUMET 1780年フランスで創業。ナポレオン皇帝一族をはじめ、国内外の多くの貴族に愛された名門宝石商。歴史を育んだ華麗な宝飾品の一部は、現在もヴァンドーム広場のショーメ・ミュージアムに所蔵されてい…

歴史の行間 米原万理

歴史の行間で見過ごされちゃうものをよみがえらせて生きた人間として描きたい その人たちの日常をつぶさに知ると他人ごとではなくなってくる 米原万理 2003年「小説という手段」 オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) 作者: 米原万里 出版社/メーカー: …

映画 『カメラを止めるな!』

低予算でも無限の可能性を秘めた映像作品に 『カメラを止めるな!』 この映画を知らないままでいることはあまりにも勿体ない、それほど発想と工夫を凝らした1本だ。それゆえに今回はあらすじの紹介が簡単にできない。だが観客は予備知識がなくても楽しめる…

『ロシア語だけの青春』 黒田龍之助

外国語を学ぶ楽しさを愛情を持って語ってくれる黒田龍之助の最新エッセイ です ロシア語だけの青春: ミールに通った日々 作者: 黒田龍之助 出版社/メーカー: 現代書館 発売日: 2018/03/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 厳しくも楽し…