きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

そのほか選書

『もしも利休があなたを招いたら』 千 宗屋 

どうして畳のヘリを踏んではいけないのか 「一畳」という身体感覚 茶室における畳は「ものさし」として機能します。流儀によっても違いますが、お茶では畳一畳を六歩で歩くと教わります。これはふつうよりもやや小さな歩幅で、すり足気味に歩くのに適した歩…

『新・観光立国論』

日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン 観光大国としての日本 外国人観光客、1300万人突破。これは日本ほどの国としては驚くほど少ない数と言わざるをえない。日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、2030年までに8200万人を招致することも、…

『ゲゲゲのゲーテ』 水木しげる

ゲーテとの出会い 水木しげるとゲーテとの出会いは、第二次世界大戦が勃発した翌年の1940年にさかのぼる。この年、水木は18歳で、ゲーテに限らず、聖書やニーチェ、ショーペンハウエル、カントなどもむさぼるように読んだという。 それは、いつか召集され、…

『99%の会社はいらない』 堀江貴文

99%の会社はいらない (ベスト新書) 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2016/07/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?第2章 仕事のない時代がやってくる第3章 だから「遊び」を…

『嫌われる勇気』 人生に意味なんてない?

人生に意味なんてない? 人の人生に意味はあるのか? その答えは「一般的な人生の意味はない」というもの。たとえば戦禍に巻き込まれて命を落とした子どもたちを前に「人生の意味」など語れるはずもない。つまり、人生には一般論として語れるような意味は存…