特別展「茶の湯」 東京国立博物館
本展示会は、おもに室町時代から近代まで「茶の湯」の美術の変遷を大規模に展観するものです。「茶の湯」をテーマに名品が一堂に会する展覧会は、昭和55年(1980)に東京国立博物館で開催された「茶の美術」展以来、37年ぶりだそうです。
各時代を象徴する名品を通じて、それらに寄り添った人々の心の軌跡、そして次代に伝えるべき日本の美の粋を感じることができます。
国宝の曜変天目 稲葉天目(写真の右下)は展示期間が5月7日までで、残念ながら今回は見ることが出来ませんでしたが、他にも素晴らしいコレクションが多数出品されておりました。当時の茶室を再現したコーナーもあり、茶道に詳しくなくても十分楽しめます。