きょうも読書

言葉の迷路を彷徨う

ロシア映画祭 in 東京 

  

ロシア映画

 10月2日から7日まで東京でロシア映画祭が開催されました。上映された7作品はいずれも2015年から2017年に制作された新作ばかり。会場はユナイテッドシネマ、水道橋の全水道会館、ロシア大使館内付属学校のホールの3カ所に分かれての上映です。
 今回の映画祭での目玉は『白夜』。今年6月に第39回モスクワ国際映画祭で初公開されたばかり。いつまでも暮れることのない夏のペテルブルクの街歩きを撮ったもので観る者にはもちろん、文豪ドストエフスキーの同名の作品『白夜』に登場する悲劇的な運命の若者を想起させるとのことでした。

事前予約でロシア大使館入り

 普段はなかなか観ることのできない現代ロシア映画に触れる絶好の機会。ロシア大使館で上映される『叙情』を選びました。大使館に入るのは今回で2度目です。
 上映された『叙情』は確か3本のオムニバスになっていて、どれもコメディタッチのものです。そこには当然でしょうが、旧ソビエト時代の匂いはありませんし、どちらかというと西側のイメージです。それにしても最新のロシア映画を観られるなんてなかなかないのです。日本で触れられるロシアは意外に少なく、貴重な時間でした。

 
 

 

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